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» 2018年02月14日 06時00分 公開

指先動かす「頭脳ゲーム」:賭けない・飲まない・吸わない「健康マージャン教室」人気に (1/4)

かつてはギャンブルのイメージが強かったマージャンが、大きく様変わりしている。

[産経新聞]
産経新聞

 かつてはギャンブルのイメージが強かったマージャンが、大きく様変わりしている。約35年前に始まった「賭けない・飲まない・吸わない」をキャッチフレーズにした「健康マージャン」が全国的な広がりを見せ、中高年の女性を中心に参加者が増えている。最近では、大阪市内の一流ホテルを会場に教室が開催されるまでになった。高齢者のスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」の正式種目にも採用され、「指を動かしながら頭を使うので、脳の活性化にもなり、認知症予防にも最適」との声もあがっている。(上岡由美)

photo 土田浩翔さんの指導を受けながらマージャンを楽しむ参加者=大阪市北区

マナーに厳しく…コミュニティーの場に

 「ツモ!」「やられたわ。私もテンパイ(残り1牌(はい)でアガリ)だったのに…」

 平日の午後、大阪市中央区のマージャン店「天満橋会館」で、女性たちの華やいだ声が響いていた。

 同店ではほぼ連日、一切お金を賭けない「健康マージャン教室」が行われている。ゲーム中は飲酒も喫煙も禁止。ゲームが始まる際には「お願いします」と声をかけ合い、終われば「ありがとうございました」とあいさつする。服装などにも気をつかうなどマナーにも厳しい。

 会員数は2千人を超えており、数年前から女性の会員が増加。女性の参加者が約7割を占める日もあるという。

 大阪府東大阪市から参加したという女性(65)は、昨年12月から教室に通いはじめた。「前から通いたかったけど、会社を退職したのを機にやっと念願がかないました」と笑顔で語る。最初は「東南西北(トン・ナン・シャー・ペー)」など牌の呼び方もわからなかったが、おぼつかない手付きながらも「楽しく過ごしています」と話す。

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