「働き方改革」で契約件数1.5倍! IDOMに見る改革の成功条件意思決定のサイクルを短期化

働き方改革が強く叫ばれるようになって久しい。ただし、取り組む企業の全てが成功を収めているわけでない。そうした中、目覚ましい成果をあげているのが中古自動車販売の国内最大手「ガリバー」を運営するIDOMである。どのような改革を行ったのか――。

» 2018年02月27日 10時00分 公開
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 働き方改革を成功させたことによって、契約件数を前年比で約1.5倍に成長させた企業がある。それが中古自動車販売の国内最大手「ガリバー」を運営するIDOMだ。同社の取り組みから、働き方改革の成功の秘訣を探っていきたい。

photo 山畑直樹氏

働き方改革は必須条件だった

 「2009年頃には商圏拡大による事業の限界が見えつつありました。これ以上の成長を望むには、新市場を開拓するしかなく、そのための事業構造の抜本的な見直しと、事業を回す社員の働き方改革が必要でした」

 こう打ち明けるのは、IDOMでGuliverトレード事業部 チームリーダーを務める山畑直樹氏である。

 同社はフランチャイズにより事業を急拡大。だが、2000年代後半以降、自動車を取り巻く環境も劇的に変わっていった。車の所有ニーズは若年層を中心に低下し、大手携帯キャリアがカーシェアサービスに乗り出すなど、自動車関連サービスは業界の垣根を越えた大競争時代に突入している。

 こうした荒波を乗り越えるべく、IDOMでは従来の「中古車を仕入れて販売する」モデルに加え、「売り手と買い手を仲介する」新規事業のモデルなど、構造転換を加速させてきた。

 そうなれば従業員の仕事は必然的に、内容と質の両面で大きく変わる。この点を踏まえ、IDOMは全社的な働き方改革にハンドルを切り、今なおアクセルを踏み続けているのだ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2019年3月15日

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