イオンディライトはヤフオクドームや関西国際空港の一部など国内の大型施設を管理しているが、今後は中国などの海外事業にも積極的に取り組んでいくという。「日本だけでなく中国でも警備員の人手不足が発生しておりますし、人件費も高騰しているので『省人化』の需要はあると考えております」(イオンディライト広報)
16年より中国第7位の経済都市である蘇州市の開発エリア「高鉄新城」の管理を現地の子会社が受託。ホテルや富裕層向けマンション、イベント施設をはじめとした28平方キロメートルにわたるエリア全体を管理を進めている。その他にも、北京市にある日本大使館や武漢市の地下鉄などにも同社のサービスを提供しており、中国国内でも存在感を高めている。
蘇州市にはセコムの拠点もあることから、両社は連携を進める。日本式のきめ細かな施設管理サービスは「日式」と呼ばれて多くの中国企業にも支持されており、今後も商機を見出していく。
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