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» 2018年04月17日 06時00分 公開

それでも想定外のPR効果?:茨城県庁17フロア大移動がまさかの引っ越し難民に (1/4)

引っ越し業者が人手不足に陥った年度末。業者探しに泣いたのは、新天地へ向かう社会人や学生たちだけではなかった。水戸市笠原町にそびえる地上25階建ての茨城県庁も、庁舎内の引っ越し作業を業者に断られ、「引っ越し難民」となってしまった。

[産経新聞]
産経新聞

 引っ越し業者が人手不足に陥った年度末。業者探しに泣いたのは、新天地へ向かう社会人や学生たちだけではなかった。水戸市笠原町にそびえる地上25階建ての茨城県庁も、庁舎内の引っ越し作業を業者に断られ、「引っ越し難民」となってしまった。新年度の業務を開始する4月2日に間に合わせようと、800人を超える県職員が休日返上で引っ越し作業に追われることになったが……。

phot 茨城県庁の地下倉庫に積み上げられた約1万5千枚の段ボール。今後、各部署で再利用される=11日、水戸市笠原町(鴨川一也撮影)

総勢800人を招集

 引っ越しは昨年9月、24年ぶりに新知事に就任した大井川和彦知事が断行した大規模な組織改編に伴うものだった。年度の切り替えとともに、これまでの9部局80課を11部局93課室・チームに改めるため、県庁の17フロアが引っ越しの対象になり、「旧県庁舎から今の庁舎に引っ越してきた平成11年以来」(県管財課担当者)の規模となった。

 発注した段ボールは1万5千枚に上り、各部署から延べ288人の「運搬作業員」を招集した。これに荷造り、荷ほどき、収納作業に当たる職員が加わり、総勢800人以上が引っ越し作業に携わることになったが、まだ正確な人数は明らかになっていない。

phot 新設された「営業戦略部」は部署の名を示すパネルに紙を貼って対応していた=11日、水戸市笠原町の茨城県庁(鴨川一也撮影)

 組織改編の目玉の一つとして新設された「営業戦略部」。県の営業活動を一手に引き受ける同部には、農林水産部や商工労働観光部など別のフロアにあったさまざまな部署から職員が集まり、知事室があるフロアの1階下の4階に入ることになった。

phot 茨城県庁
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