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» 2018年04月27日 06時00分 公開

経済インサイド:「自動運転車」は危険か? 事故を起こしたテスラ車種に乗ってみた (1/4)

米電気自動車(EV)メーカー、テスラの3車種目のEVでスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」が3月、米国の高速道路で衝突事故を起こした。事故時に部分的な「自動運転機能」が作動していたことから、「自動運転車」が公道を走ることへの不安が日本でも広がった。

[産経新聞]
産経新聞

 米電気自動車(EV)メーカー、テスラの3車種目のEVでスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」が3月、米国の高速道路で衝突事故を起こした。事故時に部分的な「自動運転機能」が作動していたことから、「自動運転車」が公道を走ることへの不安が日本でも広がった。運転手不要の車が当たり前となる時代が本当に訪れるのか。日本でモデルXに試乗し、自動運転の課題を探った。

phot 自動運転モードが作動するテスラの「モデルX」。メーターパネルで前方の車に続く自車を確認できる=4月5日

 3月23日、米西部カリフォルニア州の高速道路でテスラのモデルXが中央分離帯に衝突し運転していた男性が死亡。同18日には、西部アリゾナ州で試験走行していた米配車大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車が、横断歩道ではない場所を横断していた女性をはね、死亡させる事故を起こした。

 相次ぐ事故は自動運転技術の開発を急ぐ他社にも波及。事故に直接関係のないトヨタ自動車が、米国での自動運転車の公道走行試験を一部中断するなど、波紋を広げている。

 自動運転を過信するのは危険だ。モデルXは、運転手がハンドルを握ることを前提に、車線逸脱を防いで車間距離を保つ運転支援システム「オートパイロット」を搭載していた。テスラは、音声などで警告したにもかかわらず、運転手の男性が事故前の6秒間にわたってハンドルを握っていなかったことを明かした。

 自動運転は危険なのか−。

 記者は4月5日、事故を起こしたモデルXに試乗しようとテスラ日本法人の店舗「テスラ青山」(東京都港区)に向かった。

phot 満開の桜の前のテスラ「モデルX」=4月5日、静岡県御殿場市の秩父宮記念公園
phot 頭上まで覆うフロントガラスで開放感を高めた「モデルX」の内装=4月5日、静岡県御殿場市の秩父宮記念公園
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