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» 2018年05月02日 06時00分 公開

バイクの販売台数は減少傾向:二輪車で新潮流「ネオレトロ」、古くて新しいバイクで市場活性化 (1/2)

見た目は昔風で中身は最新−。国内の大手二輪車メーカーは、伝統的なデザインに先進の運動性能を融合させた「ネオレトロ」という分野のバイクを相次ぎ投入している。年配のライダーが懐かしさを、若者は新鮮さを感じ購入。

[産経新聞]
産経新聞

 見た目は昔風で中身は最新−。国内の大手二輪車メーカーは、伝統的なデザインに先進の運動性能を融合させた「ネオレトロ」という分野のバイクを相次ぎ投入している。年配のライダーが懐かしさを、若者は新鮮さを感じ購入。多様なラインアップは、縮小傾向が続く国内バイク市場の活性化にもつながりそうだ。

phot ヤマハ発動機が国内最大級の二輪展示会「東京モーターサイクルショー」に展示したネオレトロ分野の大型バイク「XSR900」=3月、東京都江東区

 ネオレトロ系バイクは、技術進化を促す国内排出ガス規制強化にも背中を押されて続々登場。一つが、川崎重工業が往年の名車で知られる「Z1」をイメージし昨年12月に発売した排気量948ccの新型バイク「Z900RS」だ。

 Z1は昭和47年に発売した大型バイクで、斬新なスタイルと高性能が人気を呼んだ。40年以上前のバイクながら現在も、絶版車が中古車市場で300万円以上で取引されるなど根強い需要がある。

 Z900RSの外観は、「涙のしずく」のような形状の燃料タンクに「火の玉カラー」と呼ばれるオレンジ色を塗装するなどZ1を想起させる。一方、最新の水冷エンジンや車体の安定走行をサポートする先進機能なども取り入れた。

 ブームを裏付けるように売れ行きは好調だ。年間販売目標は2500台だったが、発売からわずか4カ月間で目標の約7割を売り切った。青春時代に親しんだバイクに年月を経て再び乗り始める「リターンライダー」など40〜50代だけでなく、若者の支持も集める。購入者のうち約2割が20〜30代という。

phot 国内最大級の二輪展示会「東京モーターサイクルショー」に展示された川崎重工業の「Z900RS」(左)=3月、東京都江東区
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