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» 2018年05月09日 06時00分 公開

愛染娘募集なし……:大阪三大祭り「愛染祭」規模大幅縮小 若者の迷惑行為続き「苦渋の決断」露店見送り (1/3)

毎年6月30日からの3日間に開催されている大阪三大夏祭りの一つ「愛染祭(あいぜんまつり)」が、法要などの一部行事を除き、大幅縮小することが8日、関係者への取材で分かった。

[産経新聞]
産経新聞

 毎年6月30日からの3日間に開催されている大阪三大夏祭りの一つ「愛染祭(あいぜんまつり)」が、法要などの一部行事を除き、大幅縮小することが8日、関係者への取材で分かった。毎年道路に立ち並ぶ露店は、全店出店を見送り。名物行事「宝恵(ほえ)かご行列」に乗る愛染娘の公募も行わないという。祭りに訪れる一部の若者らが近隣住民への迷惑行為を繰り返していることに対し、主催者側で対応することが困難になったための措置で、主催者側は「苦渋の決断。縮小を再生への一歩にしたい」と話している。

phot 昨年の愛染祭の宝恵かご行列。今年は規模が縮小され、かごに乗る愛染娘の募集も行われない=大阪市天王寺区

聖徳太子が始めたとされる日本最古の夏祭りが……

 聖徳太子が建立した四天王寺の支院・愛染堂勝鬘院(しょうまんいん)(大阪市天王寺区)で行われる愛染祭は、大阪の夏の風物詩として知られ、日本最古の夏祭りともいわれている。毎年6月30日から3日間、延べ約15万〜20万人が縁結びと商売繁盛などを願って詰めかける。

 祭りの実行委員会などによると、近年の愛染祭では、民家や露店が並ぶ谷町筋などにごみが散乱することが常態化。さらに、暴走族が祭りに集まるなど、騒音被害も深刻という。

 こうした状況は大阪府警も問題視しており、実行委員会などに改善を求めるよう指導が行われていた。ただ、主催者側では警備員の増員など、十分な改善策を実行できるめどがたたず、毎年約200店ほど出店される露店の営業をすべて見送ることにしたという。

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