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» 2018年05月14日 06時00分 公開

ターゲットは若いファミリー層:首都圏マンション販売競争激化 「始発駅」「都心へのアクセスの良さ」が売り (1/3)

 首都圏の新築マンション市場で、若いファミリー層をターゲットに「始発」「都心へのアクセスのよさ」といった条件を備える駅周辺での販売競争が活発化している。

[SankeiBiz]

 首都圏の新築マンション市場で、若いファミリー層をターゲットに「始発」「都心へのアクセスのよさ」といった条件を備える駅周辺での販売競争が活発化している。

phot マンションの建設現場。駅周辺で大型物件の開発が相次ぐ=神奈川県海老名市

電車に座って通勤

 「電車の中から富士山を眺めるのが楽しみだったのに、見えにくくなった」――。東京メトロ北綾瀬駅(東京都足立区)の周辺に住む40代の会社員が指摘するように、沿線でマンション開発が相次ぐ。

 2019年から千代田線への直通運転が始まる北綾瀬駅は始発駅となり、都心へのアクセスが一気に向上するため、人気が高まるとみられている。総合地所やタカラレーベンなどが販売合戦を繰り広げ、業界関係者は「人気エリアとして大化けする可能性が高い」と指摘する。

 首都圏マンション市場で「都心好調、郊外不調」といったイメージが定着する中、始発駅の人気は意外に堅調だ。大和ハウス工業が15〜16年にかけて売り出した「プレミスト高尾サクラシティ」(八王子市、416戸)は、最多販売価格帯が3LDKタイプの3500万円台。「郊外の大規模物件は苦戦するのでは」といった外野の声を裏切り、7期の分譲がすべて即日完売した。徒歩6分の場所にあるJR高尾駅は中央線始発駅で、座って新宿や東京に通勤できることが魅力となったのだ。

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