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» 2018年05月28日 06時00分 公開

関西の議論:琵琶湖名物「花噴水」どうなる? ポンプ寿命も費用ネックで改修計画なし (1/4)

琵琶湖のランドマークとして親しまれている大津港(大津市浜大津)の「びわこ花噴水」が老朽化に直面している。

[産経新聞]
産経新聞

 琵琶湖のランドマークとして親しまれている大津港(大津市浜大津)の「びわこ花噴水」が老朽化に直面している。誕生から23年がたち、噴水の心臓部のポンプが標準的な耐用年数を超え、水が出なくなる可能性も指摘される。ところが、全面的な改修には多額の費用が必要とされ、管理する滋賀県もすぐには手が付けられない状況。観光業者からは「噴水は知名度が高く、止まると影響がある」と心配の声もあがっている。(杉森尚貴)

photo ライトアップされた「びわこ花噴水」。琵琶湖のランドマークとなっており、観光客に人気だ=平成23年、大津市

「恋愛成就」の観光名所

 びわこ花噴水は平成7年、県が約4億7千万円をかけて設置。大津港の防波堤上にあり、噴水が並ぶ横の長さ(約440メートル)は世界最大級だ。

 斜めに水を噴き上げる放射噴水66本と、約40メートルの高さまで垂直に噴き上げる直上噴水2本で構成し、コンピューター制御で噴き上げる組み合わせを演出。夜間は約190灯の照明灯でライトアップし、幻想的な雰囲気をつくる。

 琵琶湖の観光船「ビアンカ」や「ミシガン」が帰港する際には間近で噴水を楽しめるほか、毎年8月のびわ湖大花火大会では花火と噴水のコラボレーションが人気だ。

 夏季と冬季の電力需要期は運転時間が変わるが、通常は平日が昼と夜の2回、休日が夕方を追加した3回、それぞれ60〜90分間放水している。

 観光船を運航する琵琶湖汽船によると、ロマンチックな夜の景観がカップルに人気で、若者らの間では「噴水を見ると恋愛成就の効果がある」ともいわれている。

photo 琵琶湖のランドマーク「びわこ花噴水」と、その横を通る観光船「ミシガン」=5月、大津市
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