ローソンは、コンビニ各社の中でも特に健康系の商品に注力してきた。「ブランパン」をはじめとする低糖質の商品についても、質と種類を充実させている。
今回の会見で竹増社長は健康寿命という言葉を何度も強調。「ただ健康にいいというだけ(の商品)ではユーザーは手を伸ばしてくれない。いくら体に良くても、毎回毎回苦々しい思いをして(あまりおいしくない商品を)食べるより、おいしく食べることが健康寿命の引き上げにつながる」と話した。
「トマト尽くし」な今回の商品展開も、健康を気にするユーザーに毎食トマトを食べてもらい、根強いファンを作るローソンの「健康特化」な戦略といえる。同社は健康関連食品の売上高について、18年度は食品全体の35%にあたる3500億円、19年度には3800億円を目指す。
ちなみに、蛇口を使ったキャンペーン以外に、ローソンで「トマトジュースと牛乳を混ぜた」商品が販売されるわけではない。同社やカゴメによると、トマトと牛乳を一緒に取るとリコピンが吸収されやすくなるためお勧めの飲み方なのだとか。
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