17年には無資格検査問題が発生し、注目を浴びる「ガバナンス」の分野では、「職場における日常的な法令順守の徹底」、「社内の専門部署による仕組みの整備とモニタリング」、「内部統制全般の状況を監査する機能の構築」の3つの面から強化する。北米、中国、アジア・オセアニアなど各地域の拠点に、独立した専任のコンプライアンス・オフィサーも設置し、グローバルな体制を強化していくとした。
さらに、内部通報制度である「スピークアップ」を通じ、企業倫理やコンプライアンスについての報告内容を精査し、対応していくという。このスピークアップという制度は、匿名性確保のため第三者機関が運営している。また、外部からの監視を強める狙いから、新たに2人の独立社外取締役を選任。取締役会における独立社外取締役の数を全体の3分の1にする。
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