パルコは6月19日、クラウドファンディングプラットフォームを運営するCAMPFIRE(東京都渋谷区)と業務提携すると発表した。これまでパルコが運営してきた購入型クラウドファンディング「BOOSTER」を7月26日から共同運営に移行する。パルコはCAMPFIREの一部株式を取得し、資本参加した。
BOOSTERの会員やシステムなどをCAMPFIREと統合し、共同運営に移行する。BOOSTERのプロジェクト組成からPRまでを両社で行う上、プロジェクト全案件をCAMPFIREでも購入できるようにする。
パルコが持つ顧客基盤やCAMPFIREのWebマーケティング力などを生かしてBOOSTERを活性化させ、2020年には年間200億円の資金調達を目指す。調達した資金は新商品の開発やクリエイター支援、地域活性化などに充当する計画だ。
パルコによると、具体的な構想はまだないというが、「クラウドファンディングを通じて得たデータとPARCOのリアル店舗で得たデータを活用し、新規金融サービスの創出にも取り組んでいきたい」(広報担当者)としている。
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