インタビュー
» 2018年07月09日 07時00分 公開

サイボウズ式:「流されて、変えていく。」という生き方──会社員を卒業して学んだ柔軟力 (1/5)

[サイボウズ式]
サイボウズ式
photo 木戸美由紀(きど・みゆき)さん。大学卒業後、編集職を経て渡仏。31歳でフリーランスとなり、パリでライター/コーディネーターとして雑誌の寄稿、ファッションやテレビ撮影、企業視察のコーディネイトなどを行う。2016年、自身の会社、株式会社みゆき堂を立ち上げた。

 今の会社、辞めたいかも。人間関係や業務内容に大きな不満があるわけじゃない。でも、このままここで働き続けても、将来の希望は見出せない気がする……。10年後、私は同じ仕事をしているのかなぁ。

 もしなんとなく悶々としているなら、ちょっと人と違う道でも「自分で決めた人生」と、のびのびと生きる女性の話にふれてみませんか。パリ在住のライター/コーディネーターの木戸美由紀さんに話を伺いました。

photo サイボウズ式編集部 永井友里奈(ながい・ゆりな)

インタビュアー:サイボウズ式編集部 :永井友里奈 

 2009年にサイボウズに新卒で入社し、パートナー営業部に配属される。7年間の営業職を経て、「パリで暮らしたい」という理由で退職。パリ生活2年目より、リモートワークでサイボウズ式編集部に所属している。

 今回は「一旦会社を辞めて、パリに行ってみた」という共通のバックグラウンドを持つ立場から、木戸さんの半生を聞いた。


何もかもを叶えることはできないから、「直感」に頼っていいと思う

永井: 木戸さんは31歳のときに、会社を辞めたんですよね?

木戸: はい。上司に相談したのは30歳のときでしたが、「後輩を育ててからね」と言われて。半年くらい新卒の子の面倒を見て、引き継いでから辞めました。

永井: 実は、私も29歳のときに、新卒で入社したサイボウズを辞めたんです。

木戸: 30歳前後って、これからの将来を一度立ち止まって考える時期ですよね。

永井: そう思います。私は辞めると決めるまで1年近く悩んでいたのですが……会社を辞めるとき、悩みませんでしたか?

木戸: もちろん、悩みました。同僚にも恵まれて、責任あるポジションを与えてもらって部下もいましたし、仕事も楽しかったので。

永井: かなり良い環境だとおもうんですが、なぜそれを手放そうと?

木戸: 会社では、私が本当にやりたかった仕事はできなかったんです。当時は先端のファッションやカルチャー誌がとても好きだったのですが、会社ではコンサバな誌面作りが求められていたので。

永井: 恵まれた環境を手放してでも、本当にやりたいことがあったんですね。

木戸: それに私の場合は、「正社員じゃなくてもいいんじゃない?」と思う気持ちも強くて。

永井: え? なぜでしょうか?

木戸: 仕事柄、フリーランスのライター、フォトグラファーとやりとりすることも多かったので。彼らとかかわっていて、縛られてないことをうらやましく思う気持ちもありました。

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