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» 2018年07月10日 06時00分 公開

三重県はなぜ“オヤジ観光の聖地”を目指すのか (1/4)

「今夏、最もおすすめの旅行スポットは“オヤジ旅の聖地”三重県!」。三重県が、ユニークな観光キャンペーンを始めた。「訪日外国人」や「女子旅」がキーワードになることが多いなか、中高年男性に狙いをつけた。人気のスポットの伊勢神宮などを擁する三重県が、なぜ、あえて“オヤジ”狙いなのか?

[産経新聞]
産経新聞

 「今夏、最もおすすめの旅行スポットは“オヤジ旅の聖地”三重県!」。三重県が、ユニークな観光キャンペーンを始めた。「訪日外国人」や「女子旅」がキーワードになることが多いなか、中高年男性に狙いをつけた。人気のスポットの伊勢神宮などを擁する三重県が、なぜ、あえて“オヤジ”狙いなのか?

オヤジの文字躍る

 「三重県×OYAJI」「知的好奇心、美食、レジャー、粋なギフト…成熟した男の、心身を満たす至高のひと時を楽しむ!」−。

 三重県が6月に報道機関などに送った宣伝資料には、旅の魅力を訴える熱い文言が記載されていた。そこに、やたらと躍る「オヤジ」の文字。

 「(平均年齢が最も高い代表で「おっさんジャパン」と呼ばれた)サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表の活躍もあり、最近、“おっさん”や“オヤジ”がメディアで取り上げられる機会が多い。オヤジを打ち出したら、話題になるんじゃないかと考えたんです」と説明するのは、県戦略企画部広聴広報課の大和伸也さん(44)だ。

 三重県の観光戦略は課題に直面している。大和さんは「有名な観光資源がたくさんあるのに、それが三重県にあることが伝わっていない」と頭を抱える。

 例えば、松阪牛は世界的に有名だが、三重県のものと認識されていない。三重、奈良、和歌山の3県にまたがる世界遺産の「熊野古道」は、圧倒的に「和歌山」のイメージが強い。

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