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» 2018年07月13日 10時41分 公開

AnyPayと新会社設立:グノシー、ブロックチェーン事業に参入 創業者・福島氏は新会社へ

ニュースアプリ「グノシー」などを運営するGunosyは7月12日、新規事業の立ち上げに伴い経営体制を刷新すると発表した。

[中澤彩奈,ITmedia]

 ニュースアプリ「グノシー」などを運営するGunosyは7月12日、新規事業の立ち上げに伴い経営体制を刷新すると発表した。ブロックチェーン(分散型取引台帳)関連事業に注力するため、フィンテック企業AnyPay(東京都港区)と共同出資により新会社「LayerX」を8月1日に設立する。

 創業者の福島良典代表取締役CEO(最高経営責任者)はブロックチェーン事業に専念するため8月24日付で取締役に退き、竹谷祐哉代表取締役COO(最高執行責任者)が福島氏の後任としてCEOに就く予定。福島氏は新会社の代表取締役社長に就任する。

photo 左から、Gunosyの竹谷祐哉代表取締役COO、福島良典代表取締役CEO

ブロックチェーン事業に参入

 新会社「LayerX」の資本金は5000万円で、GunosyとAnyPayが折半出資する。トークン設計やコード監査、フィージビリティの確認――などを行い、ブロックチェーン領域に関する情報や技術者不足といった課題や、ICO(Initial Coin Offering、仮想通貨の新規公開)の普及などに取り組む。

photo ブロックチェーン事業方針=リリースより

 AnyPayは割り勘アプリ「paymo」の運営のほかに、ICOのコンサルティング事業も手掛けるフィンテック企業。ICOに関する各国の法律や規制に精通しており、アドバイザリーのノウハウも豊富という。

 福島氏は「AnyPayの強みとGunosyの技術力があれば、ICO周辺のサービスについては技術的にも法的にもビジネス的にも全てワンストップで提供できるようになる」と、AnyPayと新会社を設立した理由を語った。

 「ブロックチェーンはインターネット以来の革命。多くの企業がブロックチェーン事業への参入を表明し、100%の力を注いでいる。このようなプレイヤーと戦っていくには、我々も100%をかける必要がある」(福島氏)。

新たな「4領域」で挑戦

 同社はこれまで展開してきたメディア事業と広告事業に加え、ブロックチェーン事業と投資事業を立ち上げ、4つの事業を経営の柱とする方針だ。

photo 投資事業方針=リリース

 投資事業では、シンガポールにコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を9月に設立予する。資本金は20億円。

 ブロックチェーンやシェアリングエコノミー、AI(人工知能)などの今後成長が期待できる領域に投資やサポートを行っていく。

 「Gunosyが『メディア』や『広告』だけではないことを示し、新体制の下、総合インターネット企業を目指す」と、竹谷COOは意気込んだ。

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