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» 2018年07月18日 06時00分 公開

シーの“軌道修正”:2500億円も投じる東京ディズニーシー拡張の「隠れた狙い」とは (1/4)

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが、2500億円を投じる「大規模拡張プロジェクト」を発表した。

[産経新聞]
産経新聞

 東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランド(OLC)は6月、2500億円を投じる「大規模拡張プロジェクト」を発表した。世界的に見ても人気が高いTDRでは、その人気ゆえに起きる混雑が、顧客満足度の低下を引き起こし、最大の経営課題となっている。今回のプロジェクトは、拡張によって、物理的な混雑緩和を進めるのが大きな狙いだが、さらに「隠れた狙い」があることも浮かび上がってきた。

ALT 「アナと雪の女王」をテーマとした東京ディズニーシー拡張部分の完成イメージ(オリエンタルランド提供)

 プロジェクト発表から1週間後の6月22日朝、羽田空港内の格納庫にOLCの上西京一郎社長の姿があった。提携関係にある日本航空と協力したTDR開園35周年記念の特別塗装機「JALセレブレーションエクスプレス」のお披露目イベントに登場するためだ。上西氏は「特別機に乗って、全国からTDRに来ていただきたい」とアピールした。

 そして、イベント終了後、産経新聞の取材に応じた。

 「ゲスト(来場者)の皆さんが、今回のプロジェクトを歓迎してくれていることが最もうれしい」と強調。プロジェクト公表以降、来場者からプロジェクトのことで声をかけられることもあるという。ネガティブな意見はほとんどなかったことからプロジェクトへの自信を強め、「確信あり」と笑顔を見せた。

 今回の拡張プロジェクトをめぐっては、東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)に続く第3テーマパークの可能性もささやかれていたが、開けてみれば、実際にはTDSの拡張に落ち着いた。

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