ピカベット氏は「これまで喫煙に起因する病気を防ぐ手段は禁煙だけだったが、アイコスに切り替えると、がん、呼吸器疾患、循環器疾患への罹患(りかん)のリスクを低減できる見込みがあることを証明できた」と繰り返し強調。今後は、査読付きの学会誌などに論文を投稿し、試験結果の認知度をさらに高めていくという。
試験で一定の成果を得たPMIだが、「FDAがいつ最終的な判断を下すかは分からない」(ピカベット氏)という。「ゆくゆくは紙巻きたばこから撤廃し、全ての喫煙者にアイコスを届ける」という目標を掲げる同社は、この結果を念願の米国展開につなげられるか。
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