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» 2018年07月19日 06時00分 公開

海外でアニメ化計画も:「たま駅長」死んでも人気 中国、米など世界から支持 (1/4)

16歳で死んだ和歌山電鉄貴志川線の三毛猫駅長「たま」の人気が今も海外で続いている。

[産経新聞]
産経新聞

 平成27(2015)年に16歳で死んだ和歌山電鉄貴志川線の三毛猫駅長「たま」(雌)の人気が今も海外で続いている。駅長時代は愛らしい姿が話題となり、国内外から多くの観光客を集めた「たま」。海外メディアに頻繁に取り上げられたことで国際的な知名度も上がり、現在、中国の人気のアニメキャラクターとのコラボ絵本の製作が進むほか、米国で「たま」を主人公にしたアニメの製作話も浮上。死してなお人気は衰えていない。(岩本開智)

ALT 外国人にも人気だったたま駅長。のんびりと利用客を見守る姿が癒しを与えてくれた=2012年、和歌山県紀の川市の貴志駅

海外が注目

 JR和歌山駅から和歌山電鉄貴志川線に乗り換え、自然豊かな車窓を眺めながら約30分。終点の無人駅・貴志駅(和歌山県紀の川市)のホームを降りると、「たま神社」がある。小さな鳥居と社。祭られているのは「ウルトラ駅長」として活躍し、死後は「大明神」となった「たま」だ。

 「亡くなった後も、海外からのお客さまが途絶えず、『たま』の偉大さを感じます」。海外人気について、同電鉄広報担当の山木慶子さんはこう話す。

 動物駅長という存在が珍しかった時代。「たま」はテレビ番組やネットなどを通じ海外でも紹介され、訪日客がわざわざ貴志駅に会いに来たほどだ。

 海外からの取材も相次ぎ、平成20年にはフランス映画に“女優デビュー”も果たした。世界中の猫を取材し、猫と人間の関係性を描いたドキュメンタリー映画「ネコを探して」への出演だ。フランスやドイツ、日本で上映され、「東京で封切られたときは、立ち見客が出るほどの盛況ぶりだったんですよ」と山木さんは振り返る。

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