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夏のボーナス、使っていいのは何割? 後悔しない「使い道の割合」とはマネーの達人(3/3 ページ)

» 2018年07月20日 05時30分 公開
[青海光マネーの達人]
マネーの達人
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(3)投資:1〜2割

 低金利が続く今、定期預金にいくら預けてもお金はほとんど増えません。そこでボーナスの1〜2割を投資に振り分けることをおすすめします。

 「資産運用や投資の勉強に多くの時間をかけられない」という方は、少額からできる積立投資信託や、資産を自動運用してくれるロボアドバイザーなどが便利です。

 生活費である月々の給料を投資に回すのは勇気が要りますが、臨時収入であるボーナスの一部なら抵抗感も薄まります。

 まずはボーナスから、「勉強代」と思える額を振り分けて、投資に挑戦してみると良いでしょう。ボーナスの一部をお金の勉強に使うことで、「貯蓄するだけでは払拭(ふっしょく)できない不安」を解消するのに役立ちますよ。

photo ボーナスをきっかけにして、家計を見直そう

ボーナスをきっかけに家計を見直そう

 ボーナスは、家計について考える良いきっかけにもなります。

 毎月の家計は赤字になっていないか、中長期的に必要になるお金はないか、あらためて確認してみましょう。

 お金の流れや、今後必要になりそうな大まかな額が分かっていれば、「とにかく貯蓄しておかないと」という不安が減り、ボーナス1割分の消費も心置きなく楽しめます。

 生活費の支払いに追われているときは、あまり家計を見直す気分にはならないもの。ボーナスという臨時収入で、気持ちに余裕ができやすい今だからこそ、現状と今後についてあらためて考えてみると良いかもしれません。(青海光)

著者プロフィール:

青海光

都内在住、二児の母。大学卒業後、子育てをしながらIT企業でフルタイム勤務をしていましたが、夫の海外赴任に伴い退職。カオスなインドで3年ほど暮らしました。帰国後はライターとして、育児やライフスタイルに関する記事を中心に執筆しています。ストレスのたまらない節約術やお得な情報をお届けします♪


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