同店では2017年7月、鉄道のアナウンスを読み上げることができる「鉄道カラオケ」をよりリアルに楽しめる「京急電鉄カラオケルーム」をオープン。現在も常に予約が埋まっていて、好評を得ているという。
今回のジェットスターとの協業について、伊藤氏は「『鉄道カラオケ』に続く、歌以外のコンテンツを模索していた。ジェットスターの客層は20〜30代と若く、同じターゲットに対してアプローチできる」と説明した。
ジェットスターにとっても、飛行機や航空業界に興味を持つ人の裾野を広げることが狙いだという。広報担当者は「LCC(格安航空会社)は浸透してきたが、飛行機に乗ることのハードルはまだあると感じる。より日常に近いエンターテインメントであるカラオケで、身近に感じてもらうきっかけになれば」と話した。
伊藤氏は「エンターテインメントとしてカラオケが勝ち残るためには、歌以外のコンテンツを充実させることも必要」と話す。同店では7月27日から、歌いながらボクシングを体験できる「VRボクシングカラオケルーム」も設置。VRゴーグルとボクシンググローブを身に付け、歌いながら目の前に現れる相手を倒す、というゲーム感覚のカラオケだ。今後も客を飽きさせない、ユニークなコンテンツを提供し、カラオケファンの裾野を広げていきたい考えだ。
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