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» 2018年08月03日 06時00分 公開

現場は困った:茨城県教委の中高部活「朝練禁止」が波紋 私立との格差拡大 (1/4)

茨城県教育委員会が公立の中学と高校を対象に策定した運動部活動の運営方針で、「朝練禁止」を打ち出した。

[産経新聞]
産経新聞

 茨城県教育委員会が公立の中学と高校を対象に策定した運動部活動の運営方針で、「朝練禁止」を打ち出した。運営方針はスポーツ庁が3月にまとめたガイドラインを踏まえた内容で、県教委は独自の取り組みとして「朝練禁止」を盛り込んだ。部活動の現場を見守る教員らからは、さまざまな意見が上がっている。

photo 休日の朝から練習に励む茨城県立守谷高女子剣道部の部員ら=7月16日、茨城県守谷市大木(丸山将撮影)

心身の疲労

 県教委の運営方針では、スポーツ庁が策定した指針に沿って、運動部活動の休養日が定められたほか、県独自の方針として「原則、朝の活動は行わず、放課後の限られた時間で活動していく」と明記。理由としては「心身の疲労が解消できる十分な休養を取るための時間の確保」などと記されている。

 県教委が昨年、運動部活動を行っている生徒や顧問教員らを対象に実施した調査では、公立中の運動部活動の多くで、休日の約3分の1しか休養日を確保できておらず、顧問の約半数が「心身の疲労や休息不足」などを訴えていた。

 県立高の顧問の半数は「校務が忙しく、思うように指導できない」と感じているという。県教委の担当者は「朝の活動を控えることで、ゆとりのある学校生活を送ってほしい」としている。

 この方針に対し、6月の県議会文教警察委員会では、さまざまな意見が飛び交った。

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