独BMW日本法人は9月6日、スポーツタイプ多目的車(SUV)「X4」をフルモデルチェンジした新型を発売した。デザインを刷新し、走行性能を高めたほか、最先端の運転支援システムを搭載し、安全性を向上した。
エクステリアは、前モデルからホイールベースを55ミリ延長。キドニーグリルも大型化し、低重心で存在感のある仕様とした。特にリヤのデザインにこだわっており、新型「X4」専用に設計されたLEDリヤライト、大胆かつ力強いデザインのテールゲートなどを採用し、パワフルさを表現した。
インテリアは、各種ボタンにマット感のあるガルバニック加工を施した。上質なセンサテック素材のダッシュボードや、柔軟で体を包み込むヴァーネスカ・レザー素材のスポーツシートも設定し、上質かつ快適な乗り心地を実現した。
新たに搭載された運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」は、高速走行時に車線中央付近を走行しやすいよう、ステアリングに操舵力を加える「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」や、隣車線の車が自らの車線に入ってくるなどして側面衝突の危険性が高まった場合にステアリング操作に介入する「アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション」などから構成される。
最大トルク350Nmを発揮する2リッター直列4気筒エンジンを積む「xDrive30i」「xDrive30i M Sport」と、同じく500Nmを発揮する3リッター直列6気筒エンジンを搭載する高性能モデル「M40i」をラインアップする。
車載通信機を備え、アプリ経由で車両情報などを閲覧できる「BMW コネクテッド・ドライブ」にも対応する。
価格(税込)は「xDrive30i」が764万円、「xDrive30i M Sport」が814万円、「M40i」が977万円。
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