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» 2018年09月14日 06時00分 公開

猛暑効果は期待外れ:ビール類販売、8月「暑すぎ」追い風ならず 第3好調のキリン一人勝ち

ビール大手4社の8月のビール類販売量が12日、出そろった。第3のビール販売が好調だったキリンビールが前年同月比9%増となったものの、アサヒビール、サントリービール、サッポロビールは前年実績を下回った。市場全体では前年同月比で微増となったもようだ。猛暑効果で大幅な販売増加を期待する声もあったが、暑すぎて外出を避ける動きがあり、外食や居酒屋でのビール類販売が振るわなかった。猛暑がビール類販売の大きな追い風にはならなかった格好だ。

[SankeiBiz]

 ビール大手4社の8月のビール類販売量が12日、出そろった。第3のビール販売が好調だったキリンビールが前年同月比9%増となったものの、アサヒビール、サントリービール、サッポロビールは前年実績を下回った。市場全体では前年同月比で微増となったもようだ。猛暑効果で大幅な販売増加を期待する声もあったが、暑すぎて外出を避ける動きがあり、外食や居酒屋でのビール類販売が振るわなかった。猛暑がビール類販売の大きな追い風にはならなかった格好だ。

ALT 缶ビールが所狭しと並ぶスーパーの売り場(柳原一哉撮影)

 キリンは、新製品「本麒麟」が好調で、発売5カ月で年間販売目標の7割を達成。加えて、イオンのプライベートブランド(PB、自主企画)商品の生産開始が上乗せになり、第3のビール販売が前年同月比43%増と大きく伸長。ビールなどの落ち込みをカバーし、ビール類の販売を押し上げた。

 これに対しアサヒは4%減、サントリーは5%減、サッポロは1%減と前年実績を割り込んだ。今年春に各社が業務用ビールを値上げしたことで、消費者のビール飲用量が減少した。さらに台風が日本列島を直撃するなどの天候不順が影響しているとみられる。

 また、缶酎ハイなどのRTD(レディー・トゥ・ドリンク)が販売を伸ばしており、ビール類カテゴリーからの流出が続いているようだ。

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