ホンダ、「NSX」一部改良 市街地からサーキットまで、操作性向上19年5月に発売(1/3 ページ)

» 2018年10月25日 17時20分 公開
[ITmedia]

 ホンダは10月25日、スーパースポーツモデル「NSX」の改良モデルを発表し、予約受け付けを開始した。2019年5月に発売する。希望小売価格は2370万円(税込)。

photo ホンダ「NSX」の改良モデル。新色の「サーマルオレンジ・パール」

 16年8月に発表した2代目モデルの一部改良となる。現行モデルは発表から2年で、当初計画を大きく上回る約400台のオーダーが入っているという。

 今回の改良では、市街地からサーキットまで、あらゆるシーンでの操作性や路面との接地感の向上などを目指して性能を進化させた。新開発の専用タイヤを採用したほか、サスペンション各部を見直して剛性を高め、クルマとしての基本性能を向上。走行シーンに応じて最適な車両特性を選択できる「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」の制御も最適化した。

photo 「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」のイメージ

 デザイン面では、フロントグリルの色を従来のシルバーからボディーと同色に変更。フロントとリアのメッシュパーツや、オプション設定の各種カーボンパーツについては、従来のマット仕上げからグロス仕上げに変更し、質感を向上させた。

 ボディーカラーには新たに「サーマルオレンジ・パール」を追加。初代NSXで採用していたオレンジ色を参考にしながら、より鮮やかなオレンジ色として刷新した。またインテリアカラーには、新色として「インディゴ」を追加している。

 NSXは受注生産となっており、納期は半年から1年の見通し。

photo インテリアカラーには、新色として「インディゴ」を追加
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