[東京 30日 ロイター] - ホンダ<7267.T>は30日、2019年3月期(今期)の連結業績予想を上方修正した。営業利益は前期比5.2%減の7900億円の見通し。従来は同14.8%減の7100億円を見込んでいた。
為替の影響やコスト削減効果、売り上げ変動および構成差が要因。
リフィニティブがまとめたアナリスト22人の予想平均値は7917億円で、会社の営業利益予想は市場予想をやや下回る。
今期の四輪の世界販売計画は、7月時点の従来予想528.5万台を据え置いた。地域別では、北米は194万台、アジアは222万台と従来計画を維持した。日本は従来の69万台から69.5万台へと5000台上乗せした一方、欧州は従来の17.5万台から17万台へと5000台引き下げた。
今期の前提為替レートは1ドル=110円(従来107円)に修正した。
同時に発表した18年4―9月期連結決算(国際会計基準)の営業利益は前年同期比21.7%増の5138億円だった。
(白木真紀)
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