あおぞら銀行はこのほど、55〜74歳の“シニア世代”の男女2071人を対象に「生まれ変わったら就きたい職業」を聞くアンケート調査の結果をまとめた。1位は「科学者・研究者・学芸員」(13.1%)。2位は「公務員・外交官」(13.0%)、3位は「医師」(12.6%)だった。この3職種は「孫に将来就いてほしい職業」の質問項目でも人気だった。
過去の調査では「芸術家」がトップ3に食い込むことが多かったが、今回は5位(11.4%)に転落。「シニア世代もやや現実的な選択をするようになってきた」とみる。
4位は「パイロット・キャビンアテンダント」(11.7%)。6位以下は「料理人・料理研究家・パティシエ」(10.6%)、「大工・職人」(10.3%)、「作家などの文筆業」(9.7%)、「スポーツ選手」(8.8%)――と続いた。
また、医療の進化などにより、100歳まで人生が続くことが当たり前になる「人生100年時代」が今後訪れるといわれている。これを踏まえ、シニア世代に今後数十年の間に普及・実用化されそうな技術・サービスの中から「実際に体験してみたいもの」も聞いた。
その結果、1位は「リニアモーターカーに乗る」(32.9%)だった。2位は「自動運転の車を購入・利用する」(29.9%)、3位は「遠隔地からインターネット経由で診療や治療を受ける」(28.5%)と続いた。
4位以下は「ロボット家政婦を利用する」(19.7%)、「iPS細胞を使って再生医療を受ける」(19.1%)、「無人コンビニを利用する」(17.8%)という結果に。「ドローン宅配を利用する」(10.3%)、「空飛ぶ車を利用する」(6.9%)との声も多かった。
調査は6月8日〜10日にかけてインターネット上で実施した。
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