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» 2018年12月05日 06時00分 公開

近所の豆腐屋のように:関西育ちの国産チーズ インスタ映え抜群、人気も徐々に「熟成中」 (1/2)

温めたチーズの溶けたところを削り、ジャガイモなどにからめて食べるラクレットをはじめ、チーズフォンデュやチーズダッカルビなど、チーズが“目立つ”食品や飲食店が増えた。とろける様子や美しく盛られたさまはインスタ映えも抜群で、百貨店やスーパーにはチーズコーナーや専門店が増えている。チーズ人気の高まりを受けて、日本でも本格的なチーズ工房が増えている。(木村郁子)

[産経新聞]
産経新聞

 温めたチーズの溶けたところを削り、ジャガイモなどにからめて食べるラクレットをはじめ、チーズフォンデュやチーズダッカルビなど、チーズが“目立つ”食品や飲食店が増えた。とろける様子や美しく盛られたさまはインスタ映えも抜群で、百貨店やスーパーにはチーズコーナーや専門店が増えている。チーズ人気の高まりを受けて、日本でも本格的なチーズ工房が増えている。(木村郁子)

photo 古株牧場のチーズ職人、古株つや子さん。半地下に作られたチーズ貯蔵庫には大型のチーズが並び、一日に一度反転させて発酵をうながす=滋賀県竜王町

 ■近所の豆腐屋のように

 北海道や東北、信州など、酪農やチーズ作りには、緯度が高く涼しい地方が向くと思われがちだが、小規模ながら関西でも作られている。

 昭和の香りが漂う神戸市中央区の商店街「メルカロード宇治川」にある店舗兼工房「スイミー牛乳店」。今年の2月にオープンしたばかりだ。店主でチーズ職人の水門(すいもん)輝美さん(41)は、帯広畜産大学時代、英国のグロスター地方でチーズ作りを学んだ。そっけなく見える店構えは、「豆腐を買いに行くように、チーズやヨーグルトを気軽に買いに来てほしいから」というこだわり。

 六甲山麓の牧場から届けられる生乳で作られるのは、ヨーグルトのほか、フレッシュな「スイミー」と、熟成タイプの「ハイカラー」2種類。

 真っ白なスイミーは、濃厚なヨーグルトの味わいをあわせ持ち、朝食にもぴったり。ややオレンジがかったハイカラーは、強い香りが鼻をつく。塩水で洗いながらリネンス菌の生育をうながし、13〜14度の熟成蔵で、1カ月半ほど寝かせ、熟成させると食べ頃。クリーミーなチーズの濃厚なうま味が舌にとろける。

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