単身者はどこを選んだ? 住みたい街ランキング順位を落とした街

» 2020年07月08日 18時41分 公開
[ITmedia]

 実家を離れて一人暮らしをしている独身の20〜30代は、どのような街に住みたいと考えているのだろうか。今、住みたい街を聞いたところ、調査開始の2018年から3年連続で「吉祥寺」であることが、FJネクストの調査で分かった。「吉祥寺」を選んだ人からは「おしゃれな街」といった声のほかに、「公園がある」「都会過ぎない」といった理由があった。

 2位は「横浜」。4位(18年)→3位(19年)→2位と着実に順位を上げていて、「首位の座を狙う位置につけた」(FJネクスト)。3位は「新宿」、4位は「恵比寿」。両街は調査開始以来常にトップ3内にランクインしていて、人気が安定している。

住みたい街ランキング(クリックしてすべてを表示、出典:FJネクスト)

 上昇した街の中で気になったのは、前年7位からトップ5位入りした「恵比寿」と、12位から7位になった「東京」。「恵比寿」を挙げた人からは「おしゃれ」というキーワードが多く、「東京」を選んだ人からは「会社が近い」「交通の便がよい」といった理由が目立った。また、恵比寿の隣に位置する「代官山」も前年27位から17位に。「代官山」と答えた人からは「素敵」という声のほかに、「静か」「落ちついている」などの意見もあった。

 一方、前年トップ10に入っていた街で順位を下げたのは「池袋」と「下北沢」。「池袋」は前年5位から9位に、「下北沢」は8位から11位に。ちなみに、今年3月に開業した新駅「高輪ゲートウェイ」を挙げたのは、わずか1人だった。

2019年、住みたい街ランキング(出典:FJネクスト)

 インターネットを使った調査で、首都圏で一人暮らしをしている独身20〜30代の男女2000人が回答した。調査期間は6月10日から12日まで。

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