2020年3月に広島、6月に札幌でサービス提供を開始した、注目のフードデリバリーサービス「Wolt」。創業者はフィンランドの若手起業家・Miki Kuusi氏(30歳)で、彼はヘルシンキや東京で開催されている世界最大級のスタートアップイベント「Slush」の生みの親でもある。
Supercell CEO、Skype創業者、Nokia会長といった、そうそうたるメンツからの資金援助も受けており、調達額の総額は2.8億ドル(約300億円)を超える。
フードデリバリーでは後発と言われがちのWoltだが、実はサービス提供開始は、ほぼUber Eatsと同時期の14年。東のUber Eats、西のWoltとも言われ、火花を散らしているようだ。
創業から6年で22カ国80都市に展開、FinancialTimes(英)が選ぶ「Europe’s Fastest Growing Companies 2020」で2位に選出されるなど、躍進する理由とは――。ヘルシンキ本社の広報担当者、そして日本支社の1号社員である新宅暁氏に話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング