イオンは8月10日、電子マネー「WAON」について、年内にApple Payに対応させると発表した。WAONは累計発行枚数が8766万枚、全国約84万カ所以上で利用できる電子マネー。iPhoneやApple Watchに対応することで、さらなる利用者数の拡大を狙う。
セブン&アイ・ホールディングスも同日、セブン・カードサービス(東京都千代田区)が展開する電子マネー「nanaco」のApple Pay対応を年内に開始すると発表した。2007年4月にサービスを開始したnanacoは、セブン‐イレブンやイトーヨーカドーなど約80万店で利用でき、21年7月末時点で約7400万人の会員を有している。
いずれもこれまでに「モバイルWAON」や「nanacoモバイル」といったサービスを展開していたが、iPhoneには対応していなかった。サービス内容や開始日は、いずれも詳細が決まり次第発表するとしている。
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