リクルートは東京都在住の会社員に対し、「地方移住および多拠点居住の考え方についての調査」を実施した。その結果、回答者の46.6%が地方や郊外への移住に興味があることが分かった。
まず地方や郊外への移住に興味があるか尋ねたところ、46.6%の人が「興味がある」(「とても興味がある」11.5%、「興味がある」35.1%)と回答した。
「興味がある」と回答した人の中では年代間の回答傾向に大きな差異はなく、年代の違いにかかわらず、一定数の人が都内から地方や郊外への移住に関心があることが分かった。
また「興味がある」と回答した人が想定している都心までの所要時間は「1時間から2時間」(43.3%)が最も多く、「1時間程度以内」(31.8%)、「2時間以上」(15.6%)と続いた。
次に地方移住に興味がある人に、検討のきっかけと新型コロナウイルスの感染拡大との関係を聞いた。結果は「新型コロナの影響で、テレワークなどの柔軟な働き方が可能になったため、地方や郊外への移住に興味をもった」(43.4%)という回答が最も多く、時間や場所を選ばない働き方の浸透が、人々の住まいへの意識に影響したものと考えられる。
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