東京商工リサーチは2021年の「上場企業“早期・希望退職”募集状況」に関する調査を実施。その結果、21年に早期・希望退職募集を開示した上場企業は84社であり、前年の93社から9社減少したことが明らかになった。
まず主な上場企業の希望・早期退職者募集状況について見ると、最も募集人数が多かったのは「日本たばこ産業」(2950人)だった。次いで「本田技研工業」(2000人)、KNT-CTホールディングス(1376人)と続き、募集人数が1000人以上の企業は5社だった。
構成比で見ると、募集人数100人以下(若干名含む)が50社(構成比59.5%)、101〜300人の募集が15社(同17.8%)と続き、人数非開示の企業は10社(同11.9%)だった。
なお募集人数は、人数を公表した69社(若干名除く)で1万5892人に達し、前年の1万8635人から2743人(14.7%)減少したものの、2年連続で1万5000人を超えた。
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