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ファーストリテイリング、1000万ドル投じ難民支援を拡大 ユニクロ店舗で雇用も
ファーストリテイリングは総額1000万ドル(約12億円)を投じて、難民・避難民支援を拡大する。
ファーストリテイリングは11月25日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とのグローバルパートナーシップを強化する合意書を締結したと発表した。来年から3年間で総額1000万ドル(約12億円)を投じ、難民・避難民への支援を拡大する。
投入する資金は、人道危機に対する緊急支援に充てるほか、難民の自立支援を目的とした職業訓練や技術習得の機会を提供するプログラムにも活用する。またバルカン半島諸国やアフガニスタンに、ヒートテック15万点を越冬支援として寄贈する。
国内外のユニクロ店舗を通じて雇用も支援する。現在、国内店舗で13人の難民が働いており、今後100人まで拡大する。
ファーストリテイングの柳井正社長は「難民問題は世界で最も深刻な問題。UNHCRとの支援活動により、1人でも多くの難民に生きる希望を届け続けたい」と述べた。
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