大河ドラマ主役の真田幸村、ところで何をやった人?:歴ドル・小日向えりの「もしあの武将がネットサービスを使ったら……」(1/4 ページ)
戦国時代の真田ファミリーを描く今年の大河ドラマ「真田丸」がいよいよ始まります。ドラマの中で主役となるのが真田幸村ですが、いったいどんな功績を残した人なのでしょうか。実は……。
明けましておめでとうございます。いよいよ2016年がスタートしました。今週から仕事初めだったという読者の方も多いはず。きっと新年のやる気に満ち溢れた一週間だったことでしょうね。
ところで皆さん、初詣はもう済まされましたか? 私の初詣は、大阪市にある安居神社にお参りするのがお正月の恒例行事となっています。ここは戦国武将、真田幸村が戦死した地として有名です。連載第1回でも自己紹介しましたが、好きな戦国時代の人物は「真田一族」で、数年前から信州上田観光大使も務めています。
真田といえば、今年のNHK大河ドラマは三谷幸喜さん脚本・演出の「真田丸」。私は三谷さんの映画「清州会議」を楽しく鑑賞したのが記憶に新しく、また、三谷さんは以前から真田幸村の父、真田昌幸のファンを公言されていたので、いっそう期待が膨らんでいます。
残念ながらここ数年、大河ドラマの視聴率は低迷しています。ただし、私も仕事柄さまざま歴史関連イベントなどに出演して思うのは、世のおじさま方の大河ドラマへの情熱はいまだ冷めやらぬものです。皆さんの職場などでも歴史好きな上司がいませんか? ビジネスにおける会話の引き出しとして「歴史は知っているにこしたことがない」と私は思っています。
「歴史苦手で、うといんだよな〜」という方も、上司や取引先のお偉いさんの“必殺・大河トーク”という攻撃に備え、護身の術「真田のいろはの術」を身に付けておくといいかもしれませんよ。
そこで今回は、真田丸の主人公でもある真田幸村を取り上げます。
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