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日本ハムが“ハンカチ王子”を「クビ」にしない理由赤坂8丁目発 スポーツ246(4/4 ページ)

“ハンカチ王子”として一躍有名になった日本ハムの斎藤佑樹投手も今季でプロ6年目。もういい加減、一軍で活躍しないと「解雇」の二文字もチラついてきそうだが、球団はどのように考えているのだろうか。

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 「これだけ注目されて5年以上も結果が出せないでいたら、普通の神経の持ち主ならば『辞めさせてください』と言って来ても不思議じゃない。それでも彼はひたすらマイナスのことを考えないでいるでしょう。ボコボコに打ち込まれ、周りからどんなに叩かれようとも、それを糧として次に進もうとする。あの精神力はハンパじゃない。

 我々は彼に何かスイッチのようなものが入ることを期待しているのです。それが、どういうタイミングになるのかは分からないですけどね。そういう遅咲きのチャンスはきっと来ると思っています。だからこそ突然、忘れたころに大ブレイクするかもしれないと思わずにはいられないのです」

 日本ハムが斎藤をクビにしない理由は何となく理解できた。しかしながら、いくら何でもそれに延々と甘え続けるわけにはいかないだろう。プロ6年目の斎藤には今年こそ誰もが納得する結果を出して欲しい。

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