「テキサスバーガー」復活! マクドナルドが人気4商品を限定販売 高橋みなみさんも感嘆の声:日本上陸から45周年(1/2 ページ)
日本マクドナルドは日本進出45周年キャンペーンとして過去に人気のあった商品を10月から順次復刻販売する。第1弾は「テキサスバーガー」、第2弾は「ベーコンポテトパイ」。マクドナルド好きで知られる元AKB48の高橋みなみさんも思い出を語った。
日本マクドナルドは9月28日、報道陣向けに45周年キャンペーン発表会を開催した。過去に人気だった商品のうち4商品を復刻し、10月5日から順次、期間限定で販売することを発表した。第1弾は「テキサスバーガー」、第2弾は「ベーコンポテトパイ」。本キャンペーンのアンバサダーを務める、元AKB48でタレントの高橋みなみさんがゲスト出演し、マクドナルドへの思いなどを語った。
1971年に日本1号店となる「銀座店」をオープンした日本マクドナルドは、今年で45周年を迎える。2014年夏に発覚した期限切れ鶏肉の使用問題や、異物混入問題などによる業績低迷から一転、2016年1〜6月期の連結決算は、売上高が前年同期比23.0%増の1048億9300万円、営業利益が4700万円の黒字(前年同期は182億9100万円の赤字)、最終利益も1億5800万円の黒字(同262億2000万円の赤字)と回復しつつある。本キャンペーンでさらなる売り上げ増に弾みをつけたい考えだ。
発表会冒頭で同社のサラ・エル・カサノバ社長兼CEOは「当時、米国から驚きを持って迎えられたマクドナルドのハンバーガーは、その後、『月見バーガー』や『グラコロ』といった日本独自の商品や、『てりやきマックバーガー』『えびフィレオ』などこの日本から海外に展開した商品を生み出すほどの市場に成長した」と語った。また、この45年間で約300万人が店舗アルバイトとして働くなど、日本の若者のバイト先として同社の人気が高いことをアピールした。
今回のキャンペーンで復刻販売する4商品については、いずれも「マクドナルドらしい、マクドナルドしかできない味わい」(同社 ナショナルマーケティング部 河野辺孝則上席部長)だとする。テキサスバーガーは2010年に限定発売した商品で通常の約2.5倍のビーフパティが特徴。ベーコンポテトパイは1990年から2002年までレギュラーメニューとして販売していたものだ。
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