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三菱自、営業赤字に転落へ 最終赤字は2400億円に膨らむ

三菱自動車の今期は営業赤字に転落する見通しになった。

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 三菱自動車工業は10月19日、2017年3月期通期の連結営業損益が280億円の赤字(前期は1383億円の黒字)に転落する見通しだと発表した。前回予想は250億円の黒字だったが、市場措置費用などを上積みした上、新興市場の減速も響く。為替レートの見直しもあり、最終損益は前回予想から950億円悪化し、2400億円の赤字になる見通しだ。

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燃費試験の不正が発覚した軽自動車「eKワゴン」

 売上高は前回予想から700億円減の1兆8400億円に下方修正。中東・中南米など新興市場で市況回復が遅れていることもあり、連結販売台数は前回予想から2万9000台引き下げ、93万3000台とした。

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営業損益の修正要因=IR資料より

 市場措置費用として380億円を積み増す上、為替レート変更の影響が340億円のマイナス要因に。軽自動車4車種を生産する水島製作所(岡山県倉敷市)の減損を見直すことで155億円の特別損失を計上することも響く。

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