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大和ハウス、プレミアムフライデーを「午後半休」に:長時間労働を削減
大和ハウス工業が、経産省が推奨する「プレミアムフライデー」の導入を発表した。該当日の終業時間を午前中のみとし、働き方改革につなげるという。
大和ハウス工業は1月30日、月末の金曜日の退社時間を早める「プレミアムフライデー」を2月24日から開始すると発表した。該当日の始業時間を早めることで午後を半休とし、経済産業省が推奨する午後3時よりも退社を早めるという。
同社は今後、偶数月の最終金曜日にプレミアムフライデーを実施する。通常の終業時間は午前9時〜午後6時だが、該当日は1時間早めて午前8時〜午後5時に変更し、午後1時以降を半日の有給休暇扱いにする。午前中に集中して働くことで、生産性向上につなげる狙いだ。
同社はこれまで、事務所の閉鎖時間を午後9時に設定し、長時間働く社員が多い部署にペナルティーを課すなどの取り組みを進めている。
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