ニュース
王子ネピア、ティッシュペーパーなど10%超値上げ:物流費の高騰など原因
王子ネピアが、家庭紙全商品を5月1日出荷分から10%以上値上げすると発表。製紙大手の値上げが相次いでいる。
製紙大手の王子ネピアは3月23日、「ネピア 鼻セレブ」シリーズなどのティッシュペーパーをはじめ、トイレットペーパーやキッチンタオルなど家庭紙全商品を、5月1日出荷分から10%以上値上げすると発表した。
値上げの要因について、(1)運転手不足による物流費の高騰、(2)円安による輸入原材料の高騰、(3)電力やガスなど燃料費の上昇――を挙げ、「安定供給を続けていくために価格を改定する」としている。
製紙業界では、「エリエール」ブランドを手掛ける最大手の大王製紙も、原料単価の高騰を理由に家庭紙全商品を5月1日から値上げすることを発表しており、業界大手の値上げが続いている。
関連記事
- 毎分100枚印刷 エプソン、高速インクジェット機を投入
セイコーエプソンは、オフィス向けインクジェット複合機の新商品を5月に投入。オフィスに対して、インクジェット機器導入の提案を強化する。 - JT、「わかば」など30円値上げ
日本たばこ産業は、旧3級品の国産6銘柄を、4月1日から1箱(20本入り)30円値上げする。 - 「ガリガリ君」70円に 25年ぶりの値上げ
「ガリガリ君」など赤城乳業のアイス11種類が4月1日出荷分から10〜30円値上げする。 - 「ココイチ」ポークカレー値上げ 人件費上昇で
壱番屋がポークカレーと一部トッピングの値上げを発表。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.