東京商工リサーチによると、美容脱毛サロン「エターナルラビリンス」などの運営を手掛けるグロワール・ブリエ東京が4月5日、東京地裁に破産手続きを申し立て、破産開始決定を受けた。負債総額は約49億6400万円。現時点ではエステティック業界で過去3番目に大きい倒産で、約9万人の会員が影響を受ける可能性があるという。
同社は、エターナルラビリンスなど約100店舗の美容サロンを全国に展開。14年9月期には28億円の売上高を計上していた。
しかし16年8月、中途解約を申請した顧客に対する返金を不当に拒否していたことや、公式Webサイトにサービス内容を誤認させるような広告があったとして、消費者庁から9カ月間の業務停止命令を受けた。このため解約が急増し、資金繰りが悪化していたという。
同社の事業は、RVH傘下のミュゼプラチナムが引き継ぐ。
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