東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は5月22日、マスコットキャラクターのデザイン応募要項を発表した。作品の応募は8月1日〜14日の2週間、専用サイトから受け付ける。
12月中旬に3〜4点の最終候補作品を発表。同月から2018年1月にかけて全国の小学生に投票してもらい、同年3月中旬にデザインを発表する。ネーミングは別途公募し、正式発表は同年7〜8月ごろになる予定だ。
応募資格は今年4月1日時点で18歳以上の日本国籍を持つ人か日本在住の外国製の人。個人かグループ(10人以内、代表者が応募資格を満たせばOK)で応募できる。
作品は、マスコットの基本デザイン案や表情デザイン、競技別デザインなどの画像ファイルと、制作意図などのテキストファイルをセットにして応募する必要がある。基本デザインには五輪ロゴを入れるなどの条件がある。
作品は他者の著作権などを侵害していないことを制作者は保証する必要がある。最終候補の選定に当たり、制作過程での情報やスケッチ、デッサンなどを確認する場合があるという。
採用された作品には賞金100万円を贈り、制作者を東京五輪・パラリンピック開会式に招待する。
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