調査リポート
新社会人の3人に1人「会社辞めたい」 入社1カ月で:「ギャップ」半数超
入社してから1か月、新社会人の3人に1人は「会社を辞めたい」と考えている――マクロミル調べ。
入社してから1カ月、新社会人はどんな思いを抱いているのか?――マクロミルが5月30日に発表した意識調査によると、「会社を辞めたい」と思ったことがあるのは35.5%。2016年調査の30.0%から5.5ポイント上昇し、2年連続の増加となった。
就職する会社を選んだポイントは、「仕事内容」が35%で10年連続のトップ。2位以降は、「業種」「勤務地・立地」「社風・雰囲気」――と続く。4位の「経営の安定性」は22%で、前年から11ポイントと大きく増加し、過去8年間で最高だった。
実際に入社してから、「ギャップを感じた」と答えたのは50.5%と約半数を占め、2年連続で増加する結果に。「残業が多い」「給与が少ない」(26.7%)、「研修内容が不十分」(22.8%)、「仕事がつまらない」(16.8%)などがギャップの内容として挙がった。こうした入社前後のギャップの大きさが、「会社を辞めたい」という思いにつながっていると考えられる。
調査期間は5月11〜17日。4月に新社会人となった全国22〜25歳の会社員200人からインターネットで回答を得た。
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