トヨタ、新型「アクア」発売 「Crossover」登場:外観など刷新(1/2 ページ)
トヨタはコンパクトハイブリッド「アクア」をマイナーチェンジ。SUVらしさを強調した「Crossover」を新設定。
トヨタ自動車は6月19日、コンパクトハイブリッドカー「アクア」をマイナーチェンジし、発売した。外観デザインを一新したほか、クロスオーバースタイルをより強調した新グレード「Crossover」を設定した。178万5240円(税込)から。
外観では、フロントでヘッドランプやフード、フェンダー、バンパーなどを変更し、洗練されたイメージに。リアはコンビネーションランプ内のデザインを変更したほか、リフレクターをバンパー下部に設置することで安定感のあるスタイルにしたという。
ボディ剛性を強化した上、タイヤサイズを従来の175/65R15から185/60R15に大きくし、操縦安定性と乗り心地を向上させた。
インテリアでは、センターメーターに液晶パネルによるマルチインフォメーションディスプレイを標準装備。一部にホワイトソフトレザー(合成皮革)によるシートを設定した。
新たに設定する「Crossover」は、従来の「X-URBAN」を見直し、よりクロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)のテイストを強調。グリルやルーフモール、専用アルミホイール、フェンダーアーチモールなどを専用デザインとし、アクティブなイメージに。走行面でも、専用チューニングによりSUVらしい操舵感としながら、乗り心地も向上させているという。価格は206万2800円(税込)。
エンジンの改良やハイブリッドシステムの制御を改善。「L」グレードではクラストップという燃費38.0キロ/リットル(JC08モード)を達成し、「S」「G」「Crossover」も34.4キロ/リットルとしている。
トヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店で販売。月販目標は1万台。
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