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資生堂、ボディーソープ136万本を自主回収 香りに異常:原料が酸化したため
資生堂が、「クユラ」「専科」などボディー洗浄料23種類を自主回収する。対象となるのは、2017年1〜7月に久喜工場(埼玉県久喜市)で製造した計136万本。
資生堂は7月21日、「クユラ」「専科」「ベネフィーク」シリーズなどボディー用洗浄料23種類を自主回収すると発表した。管理体制の不備によって原料が酸化した影響で、香りがしないものや香りが薄いものが市場に出回ったためという。
回収の対象となるのは、2017年1〜7月に久喜工場(埼玉県久喜市)で製造した計136万本。うち99万本は国内、37万本は中国、香港、台湾、韓国など海外向け。
回収窓口に商品を送付した消費者に対し、代金相当額を返還する。業務用商品を購入した法人顧客に対しては、商品の交換対応を進める。
資生堂は「商品の安全性や洗浄機能も問題ないことを確認している。悪臭が発生する危険性もない」とした上で、「社内で徹底的な原因究明を行い、再発防止に向けて抜本的に社内体制を見直す」としている。
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