働かない松坂と契約延長しても、球団が一儲けできる背景:赤坂8丁目発 スポーツ246(1/4 ページ)
福岡ソフトバンクホークスの松坂大輔投手が来季も契約延長となる可能性が高まってきている。ろくに働いていない彼と契約することで、球団はどのようなメリットがあるのか。そこには親会社と球団の戦略があって……。
“まさか”の展開となりそうな気配だ。今季で3年契約最終年を迎えている福岡ソフトバンクホークスの松坂大輔投手が来季も契約延長となる可能性が高まってきている。
ここ最近、一部の報道でも松坂の来季契約延長について球団側が前向きに検討していることが取り沙汰され、にわかに現実味を帯びてきた。もともと松坂にはホークス入団時から「実は3年契約ではなく4年契約」とのうわさもあり、水面下では来季契約延長が規定路線となっていたフシも見え隠れしている。
いずれにしても、このまま本当に松坂が来季もホークスのユニホームを着ることになれば批判は避けられないだろう。「右肩の筋肉疲労」などで終始調子が上向かず、2015年シーズンからここまでホークスでの1軍公式戦登板はわずか1試合で0勝。2016年の10月2日楽天戦(Koboパーク宮城)に登板したものの、1回3安打4四死球5失点と無残に大炎上で終わった。
まさしく「給料泥棒」も同然。そんな松坂に対し、球団側はこれまで報じられていたように年俸4億円ベースで3年契約だとすれば12億円、最初から4年契約でサインを交わしていたとすれば実に16億円もの巨額マネーを支払わなければならないのだ。
「いや、上層部から聞いている本当の契約内容は4年16億円ではなく4年20億円だ」「インセンティブ(出来高)はあくまでも年俸4億円のプラスアルファ。だからこれだけヒドい成績でインセンティブがゼロだったとしても松坂は人もうらやむような大金を手にできる」などと赤裸々に指摘する球団関係者も複数いるほど。
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