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黒柳徹子さんそっくりのロボット登場 しぐさや声も再現:ドラマ「トットちゃん!」のPRで活用
電通など4社が、タレントの黒柳徹子さんにそっくりなロボット「totto(トット)」を共同開発した。
電通、電通テック、テレビ朝日、エーラボは9月14日、タレントの黒柳徹子さんにそっくりなロボット「totto(トット)」を共同開発したと発表した。2017年10月からテレビ朝日で放送開始する、黒柳さんの半生を振り返るドラマ「トットちゃん!」のプロモーションなどで活用していくという。開発金額は非公開。
黒柳さん本人を3Dカメラでスキャンし、見た目を再現。工学技術を活用し、表情やしぐさ、癖なども本人に近づけた。
テレ朝のトーク番組「徹子の部屋」の42年にわたる会話データをもとに、合成音声も作成。本人そっくりの声で「ようこそおいでくださいました」などおなじみのせりふを話すという。
ただし、現在はあらかじめ記憶させた内容しか発話できず、自律会話には未対応。18年の実装に向けて開発を続けるという。
電通は「自律会話に対応した後の活用法は未定だが、このロボットを人が多く集まるイベントに連れていき、来場者を笑顔にするような活動を行いたい」(広報担当者)と話す。
「幼稚園や老人ホームの訪問など、黒柳さんご本人が注力する社会活動を手伝っていく可能性もある」(同)という。
tottoが話す様子
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