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任天堂、今期業績を大幅に上方修正 経常益2倍にSwitchがヒット

任天堂が18年3月期通期の連結業績を大幅に上方修正。

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 任天堂は10月30日、2018年3月期通期の連結業績を大幅に上方修正し、経常利益は前回予想の600億円から1250億円と、2倍超になる見通しだと発表した。前期実績(503億円)から2.5倍の増益になる。新型ゲーム機「Nintendo Switch」などが好調なため。

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ヒットしたNintendo Switch

 売上高は前回予想から2100億円増の9600億円に修正し、前期比で2倍近い増収になる見通しだ。営業利益予想も550億円引き上げ1200億円(前期は293億円)に、最終利益も400億円上方修正し850億円(前期は1025億円)とした。

 4〜9月期にSwitchは世界489万台を販売し、「スプラトゥーン2」などソフト販売も2202万本に上った。下半期は10月に「スーパーマリオオデッセイ」を発売したほか、スマートフォン向けに「どうぶつの森」新作を配信する予定。Switch本体の通期の販売目標を400万台上積みして1400万台とした上、為替レートを対ユーロで115円から125円に見直したこともあり(ドル円は105円で変更なし)、大幅に業績が改善する見通しになった。

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