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東芝、プロバスケ「川崎ブレイブサンダース」をDeNAに売却 300万円で野球部・ラグビー部は継続

東芝が、B.LEAGUEに所属する男子プロバスケットボールチーム「川崎ブレイブサンダース」をDeNAに譲渡すると発表。

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 東芝は12月6日、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)に所属する男子プロバスケットボールチーム「川崎ブレイブサンダース」をディー・エヌ・エー(DeNA)に譲渡すると発表した。

 「プロ野球球団の運営ノウハウを持つDeNAグループのもとで運営することが、チームとB.LEAGUEの活性化に資すると判断したため」という。

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川崎ブレイブサンダースの公式Webサイト

 川崎ブレイブサンダースの運営は東芝子会社のTBLSサービス(TSV)が担当。同事業は、DeNAが2018年1月以降に設立予定の新会社「DeNAバスケットボール」に吸収分割される予定だ。

 今後はTSVとDeNAが協議を進め、B.LEAGUEの18〜19年シーズンが開幕する18年秋までに承継を終える方針。現時点では18年5月10日に吸収分割契約を締結し、7月1日を効力発生日とする計画だ。

 東芝は対価として、同チームの資産と負債の差額である300万円をDeNAから受け取る。

 東芝は「契約締結は18年度となる見込みのため、17年度連結業績見通しは変更しない。18年度連結業績への影響は軽微」としている。

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東芝による発表

60年超の歴史を持つ名門

 川崎ブレイブサンダースは、東芝小向事業所の男子バスケ部を母体として1950年に創部。川崎市を拠点に活動し、これまで天皇杯を3度、国内トップリーグを4度制している。DeNAグループ入り後も、引き続き川崎市を活動の拠点とする。

 東芝の野球部「ブレイブアレウス」とラグビー部「ブレイブルーパス」は、東芝の企業スポーツチームとしての活動を継続する。

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