働く女性の約4割がセクハラをされた経験がある――ビッグローブは12月7日、セクシャルハラスメントに関する意識調査の結果を発表した。セクハラをされた相手の1位は「上司・先輩」。続いて「取引先・お客さま」が挙がり、「仕事上の力関係をもとに行われるセクハラの実態が浮き彫りになった」という。
セクハラを受けた場面で多いのは「食事・飲み会」「通常業務時」「会社行事の飲み会(新年会、忘年会、歓送迎会など)」。女性20代に限定すると「食事・飲み会」や「残業時」が増えた。ビッグローブは「発覚しにくい状況を利用したセクハラの実態が明らかになった」と分析している。
女性の被害が取り上げられることの多いセクハラだが、男性の経験者も全体で8.5%存在している。20〜30代では1割以上が「セクハラをされた経験がある」と答えており、「現代のセクハラは若い男性にも拡大している」という。
11月22〜24日、スマートフォンを使用する20〜50代の社会人男女800人を対象に、インターネット調査を行った。
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