独Mercedez-Benz(メルセデス・ベンツ)は1月15日、スポーツタイプ多目的車「Gクラス」の新型を披露した。6月に発売し、ドイツでの価格(付加価値税込)は10万7040ユーロ(約1446万円)から。
軍用車両をベースに誕生した頑強なオフローダーをフルモデルチェンジ。角張った外観や、特徴的なドアハンドルとドアを閉める際の音、リアに据え付けられたスペアタイヤ──など、Gクラスのアイコンを継承しながら最新のものに再解釈したという。
全長は53ミリ、全幅は121ミリそれぞれ大型化し、リアのレッグルームが150ミリ広がるなど、室内を拡大。デジタルメーターを採用するなど、電子装備も刷新される。一方、AMGとのコラボで開発したフロントサスペンション(ダブルウイッュボーン)や、6ミリプラスされて241ミリになった最低地上高などで、Gクラスに期待される踏破性も十分に確保する。
「G500」グレードは4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載し、422PS、610Nmを発揮するという。
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